【肝臓の血管肉腫】岐阜大学動物病院へ14回目の通院。『けいれん』の原因は、筋肉にガンが転移した可能性があると言われてショックで落ち込みました。

前日にけいれんが起きていたとは思えない様子のララ。

翌日、無事に目覚めてくれました。当たり前のことが嬉しいです。

通院している岐阜大学動物病院へ到着しクンクン中。

呼ばれるまでしばらくお散歩へ。

ララの番になり診察室へ

主治医の先生にけいれんの事をお話しました。

【血管肉腫】は筋肉に転移する

筋肉は、ガン細胞が住むのに難しい場所だけど、犬のガンの中でも血管肉腫だけは筋肉に一番転移しやすい。

人は筋肉痛だと分かるけど犬は判断が難しくて症状も多様。

元気がないとか、場所によっては足をひきずる。

外から触ってしこりが分かることは殆どない。

筋肉の中にしこりが出来ても、筋肉自体が形が大きく変わることもない。

今後もけいれんを繰り返すようだと、筋肉への転移の疑いが出てきます

犬だから話せないので症状が分からない。

でも、診断するにはＣＴ検査しかないです。

ＣＴ検査は、造影が一番感度が良く造影すると筋肉の中に白く抜けてくるようなものが見えてくるそうです。

今回も血液検査とエコー検査をして車内で結果待ちをします。

今回は、混んでるみたいで検査結果がでるまでに１時間３０分くらい待ちました。少し暑かったけど院内を散策して過ごします。

岐阜大学にはフォーミュラカーにもチカラを入れているのですね。

面白そうです。もし、自分が岐大生だったら入部したかったかも。＾＾

エコー検査結果を見ると

検査結果が出て、エコー検査を見てみると心臓に心嚢水（出血）があった可能性が高いそうです。

たぶん、心臓の腫瘍がある部分から出血したのか。

でも、心嚢水は10mmしかない位の少量。少量なら自然と消えて行くので今、慌てて抜く必要性はなし。

肝臓にある腫瘍の大きさを確認

肝臓にある腫瘍の大きさは、おそらく以前よりも大きくなってきたそうです。

今までは３ｃｍを切るくらいだったのが今回は、大きい部位で３．５ｃｍくらいでした。

これからどう治療していくか？

ひとつは、現行の治療（メトロノミック療法）を続ける

• メリットは、生活の質QOLをなるべく落とさない
• デメリットは、進行してくる可能性が今の所見をみてると高そう

別の抗がん剤にチェンジ　ドキソルビシンやエピルビシンの点滴

• メリットは、今までより強い抗がん剤なので進行を止めることができるかも
• デメリットは、副作用で下痢や嘔吐などの症状が出てくる可能性がある

たとえば、今の治療に重ねられるかは、安全面では不明で基本的にはどちらかを選択する方法しかないそうです。

血管肉腫は、心臓に明らかにシコリを作るタイプの子もいれば

心臓の心膜に小さな病変を何個かありそれが破れて出血するタイプの子もいる

今は、しばらく安静にすること！

また、心タンポナーデになると危険なので暫く安静に過ごします。

抗がん剤の休薬期間ではない時に、発作が出てくるとガンの方が強くなってきて抗がん剤が効かなくなってくる可能性があります。

今回の血液検査結果は？

血液検査では特に異常は無かったです。

赤血球数が低いですが、許容範囲。

手作りごはんで、貧血予防として少し鉄分を増やそうかなと思いました。

体重は、28.2ｋｇ。いつも診察台の上では動き回っているので体重測定は目安ですね。

先生から「ずっとお手をしてきます」って言われました。＾＾

確かにいつもじっとしていないので想像できます。

来月は、ララの誕生日。

無事に１１歳を迎えられますように！

岐阜大学動物病院へ１５回目の通院。

今回は、３日後に再度診察があります。

心嚢水が増えていないかを確認するため。

エコー検査して、心嚢水の変化はないけど消えてはいなかった。