翌日、11月11日わんわんの日。点滴を打つために日帰り入院をする。
左肩の皮膚の張りとピクピク痙攣する症状は?
右肩は摘めるのに左肩は、皮膚が張っていて摘めない。
手で摘むとピクピクと痙攣する症状が続いていた。
腕神経叢(わんしんけいそう)という腕の神経が入ってる部分。
病変があるかは、かなり大きくならないと分からない。
血管肉腫の場合、筋肉の中にも病変を作る可能性がある。
普通、筋肉は動く場所なので定着しにくく転移なかなかできないが、血管肉腫は特別で筋肉転移が多いがんとして知られている。
考えられる原因は?
- リンパの流れが悪いのは抗がん剤の副作用なのか?
- 何か悪くさせるようなものが出来ているのか?
左の前肢に浮腫あり
原因が分かっていないが左の前肢に浮腫がある。
皮下浮腫(皮膚の下の組織に浮腫が出てる状態)になっていた。
針を刺してみたが、細菌とかはいない。
採れてきたのは水に近いような成分の液体。
浮腫の原因は?
- 抗がん剤治療でごくまれにリンパ浮腫があるが、エピルビシンでの副作用はメジャーではない。
- 血液の流れが悪く浮腫む⇒脇にシコリがあり圧迫して浮腫む、胸の中にシコリがあり圧迫する。
エコー検査で診て脇にはシコリはなし。
今回、全身浮腫んでいるだけではないので利尿剤を使わない。(利尿剤は電解質のバランスが崩れるので避けたい。)
この浮腫で生活に支障が出ていないので、しばらく様子見をする。
血液検査をみる
白血球数が18400/μlで炎症しているので増えようとしている。
CRP(炎症の数値)は、前日13.2mg/dl⇒16.8mg/dlと上がっていた。
熱は下がってくれた。
血液検査 (11/12)
CRPは、12.1mg/dlと少し下がりました。日毎に良くなって来る。
白血球数は、31900/μl上がってきた。抗がん剤の影響で骨髄抑制で白血球が増やせなかったが抗がん剤の毒性が抜けてあがって来ている。
30000、40000/μlは予想の範疇。
左肩の異常でブルブルできなかったけど
左肩の硬直と痙攣でブルブルしようとすると違和感を感じ出来なかった。
でも、点滴治療のお陰で3日ぶりにブルブルできようになって良かったです。
あースッキリしたワン
診察室での会話のひとコマ
先生:ララちゃん帰りたくってずっと吠えてるんですよ。
先生:でも、わたしが来ると止まるんですけど、居なくなるとまた吠えはじめました。
だって、先生が近くに居てくれると安心するんだワン
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